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茨木市春日2丁目2-18

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内科

当クリニックでは、茨木市の皆様のかかりつけ医として、発熱やめまい、咳、腹痛などの各種急性疾患から、高血圧、糖尿病といった各種慢性疾患まで、日本内科学会内科認定専門医による専門的な内科診療を行っております。

JR茨木駅から徒歩8分と通院に便利ですので、身体の異常や健康につきまして些細なことでも気兼ねなくお尋ねください。また、当クリニックでの診断や治療が困難な場合は基幹病院や高度医療機関へのご紹介もいたします。

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心療内科
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発熱

発熱は、個々人の正常範囲を超えて、深部体温が上昇することにより生じます。平熱の範囲は、生理的要因、持病などにより様々であること、熱は早朝に低く、夜にかけて上昇するという日内変動(日によっては0.5度程度まで日内変動することもある)ため、検査時に体温計の数値が高値であったとしても、まずは病的な発熱が実際あるのかの確認が必要となります。発熱は、ほとんどの感染症により出現する症状ですが、感染症以外の自己免疫性疾患や自己炎症性疾患でも認めることがあります。

高齢者は注意が必要です

高齢者の場合、若年者と比較して熱を発する機能が低下しているため、平熱が低い値となりやすくなります。そのため、高齢者が重篤な感染症にかかっても、発熱の程度が軽度となることもあるため、体温だけで重症度を判断することは避けなければなりません。体温が上昇すると多くの方は、熱が出ますが、異常高熱を来すことは多くはありません。異常高熱は、死に至ることもある重篤な状態なので、普通の発熱と区別する必要があります。また、重篤な感染症、多くは中枢神経系の出血を生じた場合に体温が41.5度を超える超高体温という状態となることがあります。

治療

発熱の多くは、自然に改善するウィルス感染が原因であり、多くは発熱の原因を同定することができます。解熱剤を用いて熱を下げると、熱の持続期間や熱の上下動のパターンによる原因診断がしにくくなることもありますが、実際はそのような状況は稀であるため、発熱による消耗が大きいと判断した場合は、解熱剤を使用することが多いです。
何度以上になれば解熱剤を使うべきかの決まりはありませんので、個々の患者様の状態で判断します。解熱剤は、アスピリン、非ステロイド性抗炎症剤、アセトアミノフェンなどを使用しますが、解熱効果と副作用を鑑みて、アセトアミノフェンを使用することが多いです。
異常高熱は、解熱剤による効果はあまり期待できないため、まずは何よりも物理的手段を用いて直ぐに体温を冷やすことが必要です。異常高熱の場合、原因によって管理方法が異なるため、原因疾患を同定することが大切となります。

腹痛

腹痛は誰もが経験したことのあるよくある症状の一つですが、多くは良性の疾患が原因でで、経過観察、対症療法で自然に消失します。しかしながら、稀に生命を脅かすような疾患や緊急手術が必要な疾患が原因になっていることがあるため、それを見逃さないことが腹痛管理を行う上で重要なポイントになります。
腹痛部位、放散痛の有無、持続時間、出現頻度、発症形式、腹痛の質、腹痛の重度、腹痛の誘因、腹痛を軽減する因子、関連症状などの病歴を細かく聴取することにより、腹痛を来す多くの原因疾患から候補となる疾患を絞っていきます。緊急性がないと判断した場合は、採血、レントゲン、腹部エコーなどを組み合わせ、また、投薬を行いながら時間をかけて診断していくことになります。

一方で、下記の所見を認めた場合、緊急精査・加療、外科的処置が必要となりますので、高次医療施設への紹介・搬送させていただきます。

  • 血圧、脈拍、酸素濃度などのバイタルサインが不安定である
  • 腹部の身体所見で腹膜炎を疑う所見がある(腹壁を手で圧迫すると板のように硬くなっている、腹壁を徐々に圧迫し、急に手を離すと病変部に疼痛が出現する)
  • 腹痛が急に出現し、致死的疾患に由来する可能性が否定できない(急性腸閉塞、急性内蔵臓器虚血、腸管穿孔、急性心筋梗塞、子宮外妊娠など)
  • 発熱、黄疸を伴い、右季肋部(肝臓の下辺りになります)に痛みがある

慢性の腹痛であれば、多くは過敏性腸炎や機能性ディスペプシアなどの良性の疾患が原因となりますが、50歳以上であれば、一度は大腸癌などの器質的疾患がないかチェックを受けることが望ましいとされています。

嘔気(吐き気)

胃・腸管系は交感神経系、迷走神経系を介して綿密に脳幹部との連携を図ることにより、正常な生理機能を維持しています。この脳神経系、胃・腸管系のいずれかになんらかの疾患・薬剤が悪影響を与えた場合に、嘔気、嘔吐症状が出現します。嘔気、嘔吐を来す原因は多岐に渡りますが、まずは慢性発症なのか急性発症なのかを分類し、鑑別していきます。また、原因疾患の中でも特に命にかかわるような腸管閉塞、内蔵臓器虚血、急性膵炎、急性心筋梗塞などをいかに見つけ出すかが大切なポイントになります。

治療

治療に関しては、急性、慢性にかかわらず、嘔気、嘔吐症状を和らげるだけの対症療法だけを行うのではなく、原因疾患の同定、原疾患に対する根本的治療を行うことが大切です。慢性の嘔気、嘔吐症状においては、慣例的な評価、治療をおこなっても改善しない場合、内視鏡検査を薦めることもあります。 嘔気、嘔吐の原因検索も大切ですが、嘔気、嘔吐自体が体に与える悪影響(脱水、低カリウム血症、代謝性アルカローシスなど)の評価、診断、治療も忘れてはいけません。

めまい

めまいは、大きく分けて、内耳疾患による末梢性めまい、脳血管疾患による中枢性めまいに分類されます。

末梢性(内耳)めまい

めまい症状の多くは、ぐるぐる回るような回転性ですが、ふらふらするような感じや揺れるような感じなどの非回転性のこともあります。発症の経過は、発作性、反復または一過性です。メニエル病などは耳鳴りや難聴を併発することが多いですが、良性発作性頭位変換性めまいや前庭神経炎などは、耳鳴りや難聴は来しにくいことで鑑別します。

中枢性(脳血管)めまい

多くは非回転性めまいですが、回転性の場合もあり、めまいの質だけで鑑別することは困難です。めまいの程度と一致しないような悪心嘔吐、意識消失、けいれん、強い頭痛、知覚障害、しゃべりにくい、目が見えにくい、視野が狭いなどの随伴症状があれば、脳血管疾患による中枢性めまいの可能性を考える必要があります。末梢性めまいと比較して、立っていられない、歩けないなどの平衡障害が強い場合も中枢性めまいを疑う必要があります。病歴に、糖尿病、高血圧、心疾患の合併がある患者様の場合は、中枢性めまいの確率が高くなりますので注意が必要です。長期間の持続性めまいは、脳腫瘍や脳神経変性疾患に多く、一過性発作性めまいは、脳血管障害に由来することが多いとされています。

その他、心疾患などの循環器系由来、糖尿病などによる深部知覚障害、眼性疲労などの眼科疾患、頸椎症に伴う頸性めまい、薬剤性、心因性と原因は多岐に渡ります。

管理・治療
末梢性めまいの場合、めまい発作急性期、発作間欠期、発作慢性期で、点滴治療、内服治療の組み合わせを使い分けて管理します。
難聴などの随伴症状が強く、耳鼻科的専門管理が必要と判断した場合、もしくは、脳血管疾患による中枢性めまいの可能性が高いと判断した場合は然るべき施設に精査、加療を依頼します。

頭痛

頭痛は、一般的な臨床症状の中で最も多くを占める症状の一つです。頭痛の原因の90%は、片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛という良性の疾患が原因で、その中でも緊張性頭痛が最も多いと言われています。

片頭痛

頭痛性質は、ズキズキ、拍動性で、徐々に発症し、だんだん強さを増す感じで、だいたい4時間~72時間程度で消失します。60-70%は片側性で、残りは前頭部もしくは頭部全体の頭痛で、発作を何度も繰り返します。頭痛の程度は、中等度から結構強いものもあります。随伴症状として、頭痛発作の最中に、吐き気、嘔吐、羞明(まぶしい感じ)、音に対する恐怖感などがあります。ストレス、月経、視覚刺激、天候の変化、食事、ワイン、睡眠障害など様々な要因が片頭痛発作のきっかけになります。

緊張性頭痛

頭痛の性質は、両側に生じ、ズキズキするような感じはありません。圧迫するような、締め付けるような感じで、軽度から中等度の頭痛が強まったり、弱まったりします。持続時間は、30分程度から1週間続くような場合もあります。また、片頭痛、群発頭痛の時に出現するような頭痛発作中の随伴症状がないことを特徴とします。

群発頭痛

頭痛の性質は、常に片側性で、目やこめかみ周囲から出現することを特徴とします。痛みは激烈で、急激に発症し、数分でもっと強くなりますが、15分から3時間程度で消失します。頭痛発作と共に、頭痛のある側に涙が出たり、目が赤くなったり、鼻づまり、鼻水、顔面蒼白、発汗、眼瞼(まぶた)下垂、不穏、興奮を伴うことがあります。

一方で、頭痛には、クモ膜下出血、大動脈解離、高血圧脳症、髄膜炎、脳膿瘍、脳腫瘍、硬膜下血種などの命にかかわるような疾患が原因となることがあるため、これらの疾患を決して見逃さないよう注意が必要となります。 重篤な疾患を鑑別するには、CTやMRIなどの画像検査、腰椎穿刺が必要となることがありますので、その際には検査可能な施設に紹介させていただきます。また、明らかにただ事ではないと思うような頭痛が出現した場合は、病院を受診するのではなく、救急車を呼ぶ事を考える必要があります。

重篤な疾患が頭痛の原因である可能性を考える必要のある所見

  • 頭痛の発症が突然であり、頭痛の程度がきつい
  • 過去に同様の頭痛症状がない
  • 発熱がある、または感染症に罹患している
  • 意識の状態がおかしい、けいれんがある
  • 手足を動かしにくいなどの神経所見がある
  • 労作に伴い頭痛が悪化する
  • 年齢が50歳を超えている
  • 免疫不全状態もしくは免疫抑制剤を内服している
  • 目が見えにくいなどの視覚症状がある
  • クモ膜下出血の家族歴がある
  • 抗凝固療法、抗血小板剤などの血が止まりにくくなる薬を内服している

下痢

下痢は、2週間以内で治まる急性下痢、2週間から1か月で治まる持続性下痢、1か月以上続く慢性下痢に分類されます。

急性下痢

多くは感染症に起因するものであり、症状をやわらげる対症療法のみで自然に消失することがほとんどです。感染症による下痢は細菌性とウィルス性がありますが、多くはウィルス性であるため、陽性率の低い便培養検査やウィルスには効果のない抗生剤の使用はかなり限られたものとなります。一方で細菌性下痢が強く疑われる場合は、便培養検査や抗生剤使用を躊躇してはなりません。下痢の原因検索を行う上で、食べ物、住居、職業、渡航歴、ペット、趣味などが必要な情報源となります。入院の適応は、下痢がかなり激しいか、下痢と共に持続性の発熱があるか、血性の下痢があるか、激しい腹痛があるか、脱水があるかなどの所見をもとに判断します。また、免疫抑制剤を使用されている患者様、重度の弁膜症や心血管疾患のある患者様の場合は、下痢自体がそれほど激しくなくても、入院が必要となることがありますのでご注意ください。

慢性下痢

下痢が長く続くにつれて、感染症以外の疾患が原因となる確率が高くなります。慢性下痢の原因疾患は多岐に渡り、過敏性腸炎、炎症性腸疾患、吸収不良症候群が多くを占めます。炎症性腸疾患を鑑別する上で、口腔内潰瘍、皮膚発疹、上強膜炎(目の部分的充血)、肛門瘻孔、血便、腹痛、腹部腫瘤、貧血などの評価が必要となります。慢性下痢の場合、どのような患者様にどのような検査を薦めるかの明確な基準はありませんが、病歴、身体所見、採血の炎症所見、低タンパク血症、低アルブミン血症などの所見から必要と判断した際には、大腸カメラ、腹部CTなどの画像検査をお薦めすることもあります。

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