その他の疾患(体重減少)| JR茨木の内科・循環器内科 前羽(まえば)クリニック |悪性新生物 胃腸疾患

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その他の疾患

体重減少

病的な体重減少の定義は、6か月から12か月で体重の5%以上が減少することとなっています。原因疾患は、2~3割が悪性新生物(胃癌、大腸癌、肺癌、リンパ腫、腎癌、前立腺癌)など、1~2割が非悪性の胃腸疾患(胃潰瘍、炎症性腸疾患など)、1~2割が精神疾患(うつ病、食思不振症)と報告されていますが、他にも、甲状腺機能亢進症、糖尿病、副腎疾患、結核、慢性心不全、肺気腫、末期腎不全、認知症、パーキンソン病、脳梗塞後、薬剤性、アルコール多量摂取、タバコの多量摂取、リウマチ性疾患など様々な疾患、原因があります。また、ありとあらゆる検査を行っても、病的体重減少の原因がわからないこともあります。

当クリニックで可能な原因検索
  • 採血検査:貧血、電解質、糖尿病、高カルシウム血症、低アルブミン血症、腎機能障害
  • 肝障害、甲状腺機能亢進症、炎症反応、腫瘍マーカーの評価
  • 胸部レントゲン:心不全、結核、肺癌の評価
  • 便潜血:大腸癌の評価
  • 尿検査:腎癌、前立腺癌の評価

病的体重減少の更なる精査として、上部、下部消化管内視鏡検査、CT、PETなどの検査が必要と判断した場合は、検査可能な施設に紹介させていただきます。

倦怠感

倦怠感とは、何か活動を始めることが億劫である、活動を維持することが困難である、活動をしてもすぐに疲れる、集中力が続かない、記憶力が低下している、感情が不安定であるなどの様々な状態のことを言います。 倦怠感は、急性、亜急性、慢性倦怠感に分類され、急性倦怠感は1か月未満、亜急性倦怠感は1から6か月持続、慢性倦怠感6月以上持続するものと定義されており、それぞれ原因となる疾患が異なります。

急性倦怠感

多くは急性の疾患に伴って発症する症状です。代表的なものは、インフルエンザなどによる急性の感染症、最近の生活、環境の変化に伴うストレス(家庭、職場)などです。

亜急性・慢性倦怠感

多くの疾患、精神的要因、薬剤投与などが関与します。

  • 心臓、肺疾患:うっ血性心不全、心臓弁膜症、肺気腫、睡眠時無呼吸
  • 内分泌、代謝疾患:甲状腺機能低下、甲状腺機能亢進、慢性腎機能障害、慢性肝障害、副腎機能不全、電解質異常(低ナトリウム血症など)
  • 貧血
  • がん
  • 感染症:ウィルス性肝炎、HIV感染、感染性心内膜炎、結核
  • リウマチ疾患、自己免疫性疾患
  • 精神疾患:うつ病、不安神経症
  • 神経疾患:多発性硬化症
  • その他:アルコール多飲、麻薬使用

各種検査により、6~7割程度は原因を同定することが可能ですが、残りは原因不明の特発性疲労症候群や過労などが関与していると報告されています。

検査
  • 採血:貧血、炎症の状態の評価、血糖値や電解質、カルシウム、肝障害や腎機能障害の評価を行います。また、クレアチニンキナーゼを測定し、筋肉の障害、炎症がないかの評価も行います。また、場合によっては、腫瘍マーカーにより、がんの検査を行ったり、自己免疫疾患の抗体を測定することもあります。
  • 甲状腺ホルモン:甲状腺機能亢進、甲状腺機能低下いずれも倦怠感の原因になるため、評価が必要です。
  • 胸部レントゲン:肺炎、結核、肺がんの評価を行います。
  • 心臓超音波検査:心雑音や持続する発熱を伴う場合は、心臓弁膜症や感染性心内膜炎の評価を行う必要があります。

詳細な病歴聴取、身体所見の評価、各種検査を行うことなく、最初から過労、ストレスによる疲労と決めつけないよう心掛ける必要があります。

持続する発熱(不明熱)

短期間の原因がわからない発熱をすべて不明熱というのではなく、不明熱にはしっかりとした定義があります。

不明熱の定義
  • 38.3度以上の発熱が何度かあること
  • 発熱期間が少なくとも3週間以上続いていること
  • 入院して1週間原因精査をしても診断に至らないこと

不明熱の原因で多い3大疾患は、感染症、がん、膠原病などの自己免疫性疾患であり、感染症が16%、がんが7%、自己免疫性疾患が22%程度と報告されています。しかしながら、ありとあらゆる検査を行っても、結局原因がわからないまま自然に解熱することも決して少なくありません。
診断は、詳細な病歴聴取、身体所見の評価が重要です。病歴では、旅行(特に海外旅行)、動物との接触、免疫抑制剤の投与、薬剤投与、症状がある場合はどこに限局しているかなどは、診断するために貴重な情報となります。

不明熱の検査

採血検査により、CRP、赤沈などによる炎症の評価を行います。また、自己免疫性疾患を調べるための自己抗体検査(リウマチ因子、抗核抗体など)の評価も行います。
スクリーニングで胸部レントゲン検査の評価も行います。
心臓超音波検査は、感染性心内膜炎という細菌の塊が心臓の弁に付着して、不明熱の原因になる疾患の評価に必須の検査となります。

また、胸部CT、腹部CTによる評価が必要な場合、血液培養検査(細菌が血液に入っていないか調べる検査)が必要な場合は、検査可能な施設に紹介します。

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